遺産分割の前提

遺産分割の前提問題とは、遺産分割手続きを進めるに当たり、分割方法を定める前に解決すべき問題のことです。例えば、次のような事項について争いがある場合には、家庭裁判所における調停や審判によって解決することが困難なため、別途、民事訴訟を提起する必要があります。

事項 内容
相続人の範囲 婚姻、縁組みなど身分関係の争い
遺言の効力又は解釈 遺言の有効性についての争い
遺産の帰属 預貯金の存否や残高、不動産の確認など

ある財産が遺産に含まれることいついて法的な拘束力がある形で確定させるためには、遺産確認の訴えを提起する必要があります。

また、相続開始前後に、被相続人名義の預金から使途不明金が引き出されている場合には、預金を取得した相続人に対する不当利得返還請求や不法行為に基づく損害賠償請求訴訟を提起することになります。

なお、この預金の引出が被相続人の意思に基づく場合には、特別受益の有無について検討することになります。

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